- マルアールオーナー
下北沢のおしゃれってナンダロウ?
京王線高架下にできる商店街の名前を今日知った。
「ミカン」というらしい。果物の🍊ではなく、「未完成」の「未完」
オープンは一か月後の3/30。

世田谷代田にできた「bonus track」
東北沢に向かってできた「reload」
下北南西口にできた「NANSEI PLUS」
に続いて4つ目の施設。
ちなみに「NANSEI PLUS」とやらは
まあーっすぐ突き抜けて我が家まで続いている。

世田谷代田界隈のひとびとはみんな思っているだろうけど
「私の為に道が出来た」と。
もちろん私も思っている。
だって本当にまっすぐなんだもん。ありがとう。
15分の徒歩が最短5分を切るかもしれない。ありがとう。
個人的にはあさってオープンのこちらが楽しみ。
ライフさんがプロデュースしたスーパーなんだって

別にナチュラルフードにこだわりはないけど
帰り道にスーパーが無かったんで「やったー」位の感動。
開発が半端ないシモキタだけど、個人的には「ミカン」さんのコンセプトと名前が一番好き。
「多様な文化が交差し、絶えず自由に編集され、変わり続ける、つまり「常に未完である」ことに下北沢の普遍的な魅力を見出し、未完ゆえに生まれる新たな実験や挑戦を促す思いを表現」したらしい。
ついでに、ロゴマークの意味は「上書き」らしく、
リセットではなく、上書きして何度でもトライして、的な事らしい。
うん、「何度も上書きして」って言っちゃてる。(笑)
トライアンドエラーが前提な街になっちゃってる(笑)
そうそう、その通り(笑)と共感したのでこのコンセプトが好きと思った。
先日久しぶりに街をぐるっと回ってみたのだけど。。。。
それはそれは変わっていた。
どこもかしこも古着屋だらけ。
しかも、前のお店何だっけ?ビミョーに思い出せない程度の居ぬき工事具合(笑)
知ってましたか?
この街は大手の企業がやっていけない街なんですよー
人がやたらといる割に、財布のひもが固いから、
なんとなくでリサーチした企業が出店してもすぐにいなくなっちゃう。
KFCとかドトールとか戻ってきてー涙
生活している身からすると不便この上ないけれど、
ま、それも魅力の一つと捉えています。
コロナ前はタピオカ戦争だったけど
ここ2年は古着屋戦争。。。
空いた物件を同じ古着屋が3店舗も4店舗も出店していくのが今のトレンドらしい。
気付いたら古くからある雑貨屋や洋服屋もオセロの様にひっくり返されて100メートル前にも見かけた古着屋に替わってる。
本多劇場というビルの地下にずっと居たからあんまり気付かなかったけど
いつのまにか、シモキタっておしゃれじゃなくなってんるんじゃない?
って気がしてマチを散策してみたけれど
いや、逆におしゃれになってんのか?
どっちなんだ?
と混乱して帰宅。
というか、そもそもおしゃれってなんだっけ?
という話をスタッフ高橋と2時間くらいして気付いた。
わたしは紛れもなく洋服屋さんだけど、
洋服屋さんておしゃれなんだろうけど
おしゃれの意味がよくわかんねーなって。(笑)
私にとってはおしゃれである事よりも、こだわりがある事の方が大事。
そう、この街は「こだわり」が大切な街。
だと思っている。
どこにでもあるものにはそっぽを向かれる。
だから大手のチェーン店がやっていけないんだよね。
わざわざ来て、わざわざ何かをする街なんだよな。
先日、かの本多劇場をつくった本多一夫氏とまじまじと話す機会があって
たった40年でこの街を「演劇」色に染めた経緯を聞いた。
改めてすごいなーと思った。
だって、もともと役者だった人間が、自分が立ちたいという理由で作っちゃった劇場の数々がマチを形作ってんだよ。
人間やればできるもんだな、と勇気をもらった。
そう、やっぱりこの街にとっておしゃれって「こだわり」の事。
そう位置づけて今日のブログは終わります☆
※前回のBTSジンさんが恥ずかしくてとりあえずの上書き「マチ情報」でした!